出生前診断の利点と問題点は?

スポンサードリンク

出生前診断の利点と問題点は?

なんらかの先天異常を持つ子どもが生まれる確率は約3〜5パーセントといわれています。
この数字はすべての夫婦に当てはまります。

 

日本では妊娠と出産に楽観的なイメージが強いです。
多くの人が妊娠すれば、何か大きな問題さえ起きなければ、ほぼ確実に元気な子供が生まれると考えています。

 

つまり現代人は医学を過信しているのかもしれません。
ですから現実に元気な子どもが生まれないとなると頭をハンマーで殴られたような衝撃に見舞われます。

 

出生前診断の最大の利点はソフト面においても、ハード面においても出産の事前準備が出来ることです。
先天性異常を抱える子どもを持つ親に、障害を持っていることを妊娠中に知りたかったかどうか尋ねると、心の準備をしたり、ふさわしい病院を探したりしたかったと答える人もいます。
特に重症疾患が判明した場合は出産直後にNICU(新生児特定集中治療室)に入る必要から、母子が別々の病院に別れてしまう場合もあります。

 

我が子と離れ離れになっている状態でダウン症を知らされると、「私はダウン症の自分の子どもを愛せるだろうか」と産後にストレスを受け、母親にとって大きな負担になってしまうのです。
実際に会ってみるとダウン症であっても「自分の子ってこんなに可愛いのか」と心の底から思い安心する方もいますが、妊娠中に先天性異常が分かれば産まなかったという方もいます。
生まれる前に先天性疾患が理由で中絶することは子どもの人権を損害しているのではないか、というのが出生前診断の最大の問題点とも言えるかもしれません。

 

出生前診断には賛否両論ありますが、自分の考え方に合った利用が望ましいでしょう。
道徳的に問題視されることも多いですが、結局は自分の家族のことともいえます。
じっくりと考えて、出生前診断を活用してください。

スポンサードリンク

スポンサードリンク



基本 命の尊さと問題点 何が分かるのか? 検査方法 医療・カウンセリング 中絶のリスク 体験記