知らない間に出生前診断を受けてしまう場合もある?

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知らない間に出生前診断を受けてしまう場合もある?

妊娠すれば誰もが受ける妊婦健診で、出生前診断の決断をせまられる場合もあります。
一般的な超音波検査で異常が見つかってしまうケースです。

 

日本の妊婦超音波検査はかかりつけ医によって検査のたびに毎回のように行われています。
検査の後はお腹の赤ちゃんの画像をプレゼントされることもあります。
妊婦さんによっては、自分の赤ちゃんの姿を見られる楽しい検査と思っている方も多いでしょう。

 

しかし海外ではこの超音波検査の位置付けが日本と違います。
回数が少ないかわりに内臓や骨、外観を細かくチェックするのです。
チェック項目はとても多く、ダウン症を検査する項目もいくつかあります。

 

その中で、特に重要なのがNT(Nuchal Translucency)という項目です。
これは胎児の首の後ろの液体が溜まった部分の厚みを計る検査です。

 

日本ではこのNTの計測はする必要がない検査とされています。
しかしNTは、通常の超音波検査でも胎児の頭部を見ようとすると、見た目で分かってしまうのです。
つまり「NTが厚いので、染色体異常の可能性が高い」と通常の検診で突然告知されてしまうケースもあるのです。

 

37歳で不妊治療によって念願の妊娠を果たしたNさんはその一人です。
ダウン症の可能性が高いと突然言われたときはめまいがしたそうです。

 

Nさんは超音波検査中のかかりつけ医の様子がHさんは、医師の妊婦健診の超音波検査中に様子がおかしいことに気がつきました。
何かあったのかと質問したところ、いきなり「ダウン症の可能性が高い」と言われてしまったのです。

 

Nさんは以前NTを取り上げた記事を読んだことがありました。
だから医師が赤ちゃんの頭部を見ながら何かを計測しているのに気がついてしまったのです。

 

その日、医師からNTについて詳しい説明はありませんでした。
羊水検査をしなければ正確な事はわからないと言われるだけでした。

 

NさんはNTの情報を自分でインターネットで調べ始めました。
不安で仕方がなかったからです。
すがるような気持ちでインターネット上から自分が安心出来る情報を貪るように探しました。

 

周りの親族からは障害のある子どもは生まない方がいいといいます。
次第にNさんもそう思うようになりました。
でも、日々大きくなるお腹を見ていると、子どもと絶対に別れたくないという気持ちも強くなってきます。

 

そんなある日、見かねたかかりつけ医から臨床遺伝専門医に診てもらった方が良いと勧められました。
大学病院への紹介状を手に専門医からの説明を受けました。

 

「NTが厚くても羊水検査の結果異常がない人のほうがずっと多い、先生にそう言われたときに、羊水検査を受けて先に進もうと決心しました」とNさんは振り返ります。

 

羊水検査は僅かに流産の可能性がある検査です。それでもNさんは前に進みたかった。
NさんのNT値は4ミリ程度。
これは正常に生まれる確率が約70%の数値です。

 

「羊水検査の当日はとても緊張しました。慎重にゆっくりと針が入ってくるのは分かっているのですが、画面を見ると赤ちゃんが動いているのも見えるんです。針が赤ちゃんにあたらないかとにかく心配でした。」

 

結果は、陰性。
いま、そのときの赤ちゃんは1歳の可愛い盛りです。
Nさんは勇気を出して羊水検査を受けて良かったと振り返ります。
そして次の赤ちゃんを、早く欲しいと考えています。

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